財布はどこで買うのがベストなんでしょうか?ネット、百貨店、そのブランドの店舗など買う場所はいくつもあります。
そこで今回は百貨店と直営店を比較します!それぞれのメリット・デメリットをあげるので財布選びの参考になればと思います!
目次
直営店とは?百貨店とは?
百貨店は言わずもがな色んなショップが一つに集まった建物の事です。伊勢丹やそごう、三越がそうですね。
直営店とはブランドが直接店舗を構えて自社の商品を販売しているものをさします。
基本的に百貨店と直営店は相反するものではなく、服屋さんとかは百貨店の中に直営店が入っているんですが財布の場合は少し違います。大体が「財布エリア」みたいな場所があってそこに複数のブランドの財布がまとまって陳列されています。ブランドの方ではなく百貨店のスタッフが販売しています。
今回はそんな百貨店の財布エリアで財布を購入する場合と直営店で購入する場合のメリット・デメリットを書いていきたいと思います。
直営店で買うメリット
ブランドのイメージを感じ取れる
店舗の内装 = ブランドのイメージ になるので各ブランド直営店舗の内装にはこだわっています。例えば僕は
- ココマイスター
- エッティンガー
- ガンゾ
といった革ブランドの店舗に行った事があるのですが、
ココマイスターはドレッシーな上品な雰囲気、エッティンガーは英国ブランドらしいおしゃれな雰囲気、ガンゾ(本店)はウッディな感じで職人っぽさが出てる内装でした。特に僕はガンゾの職人っぽい感じが気に入っていて長財布と小銭入れを持っています。
ブランドイメージって愛着に繋がると思うんですよね。また、他人が自分の財布を見て持つイメージと異なると困るのでそのブランドの売り出してるイメージを知っておく事はとても大切です。
品揃えが豊富
やはり直営なので品揃えが豊富です。ほとんどの物があります。直営店の場合無かったら取り寄せとかしないといけないので面倒です。取り寄せするよりは直営店に足を運んだ方が早いです。
商品について詳しく知れる
対応してくれるのはそのブランドで働いている方なので詳しく説明してくれます。おそらく商品についてわからない事はないと思うので、納得の行くまで話を聞けます。またお店によってはディスプレイが素晴らしくて財布についての説明がしっかり書いてあります。ココマイスター銀座店では革の種類はその財布の特徴などがディスプレイされている財布の横に書いてあるので店員さんに聞かなくても商品理解が深まります。
エイジングされたサンプルを見れる
革財布の最たる魅力はそのエイジングです。年を経るごとに色が濃くなったり艶が出たりして独特の味を楽しめます。しかし革の種類によってはあまりエイジングが見て取れないものもあるためエイジングさせてみないとわからない部分もあります。直営店ではよくエイジングされたサンプルを置いてある事があり、使用開始数年後のイメージが持てます。そのエイジングサンプルに惹かれて購入する人も少なくないと思います。
おまけ:ブランドの紙袋がもらえる
大したメリットではないですが、直営店で買えばそのブランドの紙袋に入れられて渡されます。伊勢丹で買ったら伊勢丹の紙袋になっちゃうんですよね。今の時代ブランドの紙袋がメルカリで売れるらしいですね。。。
直営店で買うデメリット
直営店自体がない
東京に住んでいる場合、大体直営店や本店があるので困る事はないと思うんですが、地方に行くとやはり直営店は少ないです。大阪や福岡などの大都市じゃないとなかったりする事もあります。この場合は必然的に百貨店で購入するしかなくなります。
他のブランドとの比較がしづらい
店員さんと話していても他ブランドの事は中々話題に出しづらいです。「品質が高いって言ったけど他のブランドと比べてどうなの?」って事を気軽に質問出来ません。また他ブランドの商品を横に並べる事が出来ないので革の雰囲気などを比較する事が出来ません。革財布はやっぱりその革の醸し出す雰囲気が大事なので是非こだわって欲しいところなのですが中々横に並べないとわかりづらい所がありますよね。
百貨店で買うメリット
続いて百貨店について話します。
他のブランドとの比較がしやすい
最大のメリットはこれですね。先程書いたように横に並べて革の雰囲気などを比較する事が出来ますし、店員さんに「あのブランドとあのブランドはどっちが品質が高いの?」なんて事も気軽に聞けます。金額もディスプレイされてるのでパッと見で比較できますね。直営店だと他のブランドの金額を知るためにネット検索しなければなりません。僕はガンゾというブランドが好きなのですが、よく店員さんと話していると「同じ価格帯のあのブランドと比べると圧倒的にガンゾの方が品質が高いです」という話を聞きます。中立の立場である方から聞くとやはり説得力がありますよね。
新しい発見がある
最初に考えてたブランド以外のブランドに魅力を感じる事もあります。百貨店は十数種類のブランドを置いているので新しい発見が生まれる事もあるでしょう。
百貨店で買うデメリット
百貨店にないブランドもある
たくさんのブランドが置いてある百貨店ですが、置いてないブランドもあります。そのブランドの方向性でしょうね。間に百貨店を挟むことによって販売コストも増えると思うのであえて百貨店に置かないのでしょう。例えば国内ブランドのココマイスターは直営店販売とWeb販売に力を入れており、基本的に百貨店には置いていません。
品揃えが悪い
やはり各ブランドの商品をピックアップして置いているので品揃えは悪いですね。せっかく自分好みの財布があるのに百貨店に置いてないばかりに気づかずに違うものを購入してしまった、という事もあるかもしれません。
まとめ
百貨店と直営店にはそれぞれメリット・デメリットがあります。まとめとしては
- 最初の下見なら百貨店
- 比較したいなら百貨店
- 詳しく知りたいなら直営店
という感じですかね。
個人的には百貨店で目星をつける・比較する→気に入ったブランドの直営店に行ってさらに検討して購入
という流れがいいかなと思います。
直営店が多いのはどこ?
東京にお住まいならやはり銀座がおすすめです。銀座の革小物屋さんをまとめた記事を書いているので是非こちらも読んでみて下さい。
少しでも財布選びの参考になればと思います。後悔しない財布選びをして下さい!