いい財布は中々値段が張るので、いざ買おうと思ったら迷いますよね、、、、
僕も5年前に長財布を買った時とても迷いました。
特に国内レザーブランドGANZO(ガンゾ)と英国レザーブランドエッティンガーで迷っていました。
そこで今回は
ガンゾとエッティンガーで迷ってるという人向けに
- ブランドイメージの違い
- 値段の違い
- 品質の違い
- 革の経年変化の違い
などについて徹底比較をしたいと思います!
目次
GANZO(ガンゾ)とは?エッティンガーとは?
GANZO(ガンゾ)は1917年創業の株式会社AJIOKAが運営しているレザーブランドです。
ブランドとしては2001年開始ですが、革を扱う会社の歴史はもう100年以上あり長い歴史の中で培った高い技術力で評価されています。
その質は本物で国内最高峰の革メーカーとも言われています。
一方、エッティンガーは1934年創業の歴史のあるレザーブランドです。
英国レザーブランド御三家とも言われるほどイギリス国内では人気が確立されたブランドです。
※英国レザーブランド御三家はエッティンガー・ホワイトハウスコックス・グレンロイヤルの三ブランドです。
どちらも歴史が長く、レザーブランドとして十分に評価されてきた信頼できるブランドです。
GANZO(ガンゾ)とエッティンガー徹底比較!
最初に言っとくと、
品質重視ならガンゾ。品質とオシャレさのバランスを取るならエッティンガー。
というのが私の意見です。
ブランドイメージ
一言で言うならガンゾは「職人」、エッティンガーは「英国紳士」という感じですね。
ガンゾは革の取り扱いの歴史も古く職人の技術の高さが特徴です。
商品のデザインも華美なものはなく、シンプルで見た目ではなく質の高さで勝負する姿勢が伺えます。
表参道の本店の店舗では職人の作業場がオープンになっていて、「職人気質のブランド」っぽい渋さが出ています。
(六本木店はまた違って上品な内装です。)
ガンゾを持っていると知ってる人からすれば
- 革好きなんだな
- いいもの持ってるな
- シンプルでカッコいい
と言ったイメージを持たれると思います。
一方、エッティンガーはやはり王室御用達ブランドとあってエレガントなイメージです。
カーフレザーを使ったシリーズは表面に光沢があって上品さを感じますし、エッティンガーの特徴である内側のイエローもシンプルな中におしゃれに遊びを入れる英国っぽさが出ています。
銀座にある直営店も門構えから内装まで非常におしゃれでエッティンガーの世界観を表現しているので是非行ってみて欲しいです。
エッティンガーを持っていると、
- おしゃれさん
- 上品だな
- 個性がある(内側がアクセントカラーの場合)
と言った印象を持たれるかと思います。
それぞれイメージが違うのでそれを理解した上で自分に合う(もしくは自分が思われたい)ブランドを選んでください。
価格
似たような上品で比較してみましょう。
ブライドルレザーを使った長財布で比較してみます。
条件は以下の二つです。
- ブライドルレザー
- 小銭入れは無し
GANZO シンブライドルマチ無し長財布 |
38,880円(税込) |
---|---|
エッティンガーCOAT WALLET |
44,280円(税込) |
※詳細は画像をタップ
しかしエッティンガーのこちらの商品はAmazonの並行輸入品だと31,640円になります。
(エッティンガー) ETTINGER メンズ 長財布 ブラック BRIDLE HIDE COLLECTION COAT WALLET BH806AJR BLACK [並行輸入品]
他にも似た製品を複数みましたが、傾向としては同じようです。
エッティンガーを買うなら並行輸入品がおすすめですね。
並行輸入品って?という方は記事も書いているので参考にしてください。
品質
品質に関しては若干ガンゾの方に分があります。
もちろんエッティンガーもロイヤルワラント(王室御用達)の称号を獲得しているためその品質の高さは保証されています。
商品を見ても高級感がありますし、革もブライドルレザーやカーフと言った上質な革を使っています。
ただ百貨店の革小物の店員さん曰く、
「エッティンガー含め同価格帯のブランドと比べてもガンゾのクオリティは群を抜いている」
との事でした。
品質の話になると「革の品質」と「縫製などの技術の高さ」の二つの観点があると思いますが、ガンゾはどちらもハイクオリティです。
人気商品であるブライドルシリーズの内側ヌメ革(表面加工をほとんどしない革)は革独自のシボ感が出ていてとても味があり経年変化によってその味わいを増していきます。
他のブランドはヌメ革といいつつも若干加工して細かい傷を隠しているらしいです。
ガンゾの自然な革の風合いは上質な革だからこそなせる技と言っていいでしょう。
縫製の技術の高さも定評があります。
特に縫製の丁寧さとコバの仕上げの美しさです。
コバとは革の端っこの切り口の事です。
ガンゾのコバ仕上げはとても綺麗です。
国内、世界でも最高級の技術といっても過言ではないでしょう。
エッティンガーは輸入してる分価格が高くなり国内ブランドと比べると価格の割には、、、と若干見劣りしてしまうかもしれませんが、それでも十分高品質と言えるので心配しないで下さい。
経年変化
革の魅力でもある経年変化(エイジング)についてです。
ガンゾは様々な革製品がありますが、エッティンガーは基本的にブライドルレザーとカーフのみです。
ブライドルレザーは使い込むうちに艶が出てきて味が出てきます。
カーフはさらにその種類によって経年変化するかどうかが変わりますが、エッティンガーのカーフレザーはあまり変化しないようです。
楽しむならブライドルレザーの購入がおすすめです。
ガンゾのブライドルシリーズは内側にミネルバボックスというヌメ革を採用さており外内ともにエイジングを楽しめます。
またコードバンの財布などもありエイジングが楽しめる商品が豊富ですね。
ガンゾ・エッティンガーともにエイジングを楽しめますが、より楽しめる商品が多いのはガンゾといったところですね。
GANZO(ガンゾ)とエッティンガーのおすすめ商品を紹介!
ガンゾ シンブライドル 小銭入れ付き長財布
ガンゾの人気シリーズ、シンブライドルの長財布です。
- 内側のヌメ革が経年変化で味が出てくる
- 外のブライドルも経年変化で艶が出てくる
- シンプルかつ上品な見た目
と言った良さがあります。
僕も持っている財布でレビュー記事を書いているのでぜひ参考にしてください。
エッティンガー ロイヤルコレクション
エッティンガーで人気のロイヤルコレクションシリーズです。
- カーフがエレガントさを演出
- 内側のパープルがおしゃれ
- エッティンガー特有の色使いで他と差別化できる
と言ったよさがあります。
比較まとめ:GANZO(ガンゾ)とエッティンガー財布を買うならどっち?
まとめると
- ブランドイメージはガンゾは職人っぽい感じ。エッティンガーはおしゃれ紳士。
- 価格は並行輸入品含めるとエッティンガーの方が安い
- 品質はガンゾの方が高い印象。エッティンガーも十分高い。
- エイジングはどちらかと言うとガンゾの方が楽しめる
と言った感じでしょうか。
個人的には
品質で選ぶならガンゾ。オシャレさと品質のバランスで選ぶならエッティンガー。
と思っています。
ぜひ参考にしてみてください。