今回は僕のお気に入りのGANZOというブランドの長財布について話したいと思います。
特に実際GANZOの質はどう?って方にぜひ読んで欲しいです。
- GANZOが気になっている
- 本革のいい財布が欲しい
- エイジングが楽しめる財布が欲しい
もうすぐ使用5年になるので、
- そもそもなぜその商品を選んだか
- 5年使用しての今の状態(エイジング)
- よかった点・悪かった点
などを書いていきます。
このレビューが少しでもみなさんの役に立ったらと思います。
目次
GANZO(ガンゾ)とは?
1917年創業の株式会社AJIOKAが運営しているブランドです。ブランドとしては2001年開始ですが、革を扱う会社の歴史はもう100年以上あり長い歴史の中で培った高い技術力で評価されています。
その質は本物で国内最高峰の革メーカーとも言われています。
店舗は表参道・六本木・心斎橋にありますが、百貨店でも販売されています。
購入した商品:GANZO(ガンゾ)シンブライドル レザー 長財布
僕が5年前に買った財布はこちら!
GANZOのシンブライドル長財布です!
ブライドルレザーとは?
もともと乗馬に使う馬具のために作られた革のことです。牛の革を使っており何度もロウを塗り込むことで繊維を引き締めて耐久性を高めているのが特徴です。
GANZOは厚くなりがちなブライドルレザーを見事に薄く仕上げ、スマートにスーツの内ポケットに収まる財布を作り上げました。
シンブライドルシリーズはGANZOの人気のシリーズです。
シンブライドルレザー長財布を選んだ理由
1つずつ項目に沿って選んだ理由を書いていきたいと思います。
ブランド
最終的な候補としては
- ホワイトハウスコックス
- エッティンガー
- ガンゾ
の3つだったと思います。
ホワイトハウスコックスは会社の先輩が持っていたので辞めました。
エッティンガーとガンゾは良さが全然違うんですが、エッティンガーのあの英国紳士的なブランドイメージとか目立つ発色とかがカッコいいなぁと思ってました。
一方でガンゾはパッと見主張が激しくなく渋い感じのイメージがあったのと革の風合いが好みだったので第一候補でした。
結局エッティンガーは主張が強いのが当時の自分には合わないかなと思ったのと、他の人と被ったらすぐわかってがっかりしそうだなと思ったので、ガンゾにしました。
二つのブランドの違いについては以下の記事でも書いているので見てみてください。
長財布か折財布か
新卒二年目の僕は「大人は長財布でしょ!!!」っていう脳の作りだったので長財布一択でした。胸ポケからスッと長財布出てきたらカッコいいじゃん。
小銭入れ付き?なし?
これは迷いました。。。
胸ポケからスッと出す長財布なら小銭入れなしの「札入れ」と言われる形の方がいいとは思ったんですが、やっぱり小銭入れなかったら不便かなと思って、、、
当時は別で小銭入れ持ってれば問題なくね?って思って100均の小銭入れを買って試用してたんですが、やっぱり「無し」という判断が出来ずに小銭入れ付きを購入しました。
購入直後は「やっぱり無しの方が良かったかも~」とか思ったりもしましたが、
- なんやかんやたまに使う
- 小銭入れ無しで使い込むとペラペラな感じがする
という理由からあってよかったなと思いました。
今は別で小銭入れ持ってるんですが、たまに忘れる事があるのでその時は長財布に小銭入れたりします。あと、ちっちゃいお守りが入ってます。笑
「無しがペラペラ」っていうのは、偶然職場にガンゾのほぼ同じモデルの小銭入れ無しの財布を使ってる人がいたんですよね。結構長く使ってるらしいんですが、それがまあ薄いのとヘタってきている(馴染んできている)が故になんかペラペラな感じがしてしまって、、、
ある程度厚みがあった方が重厚感が増してカッコいいな思いました。
色は?
僕はネイビーが好きなのでこれも結構迷いました。迷いすぎて全然連絡取ってない友人にいきなり連絡して「財布買おうと思うんだけど黒とネイビーどっちがいいと思う!?」とか電話で聞いてました。笑
友人「〇〇(僕の名前)はネイビーってイメージ!でも黒の方が大人っぽいよね」
僕「俺もう大人だし社会人だし黒にするわじゃあね」
って感じで黒にしましたw 子どもww
やっぱり黒の方が落ち着きがありますし、艶が出ます。エイジングを楽しんでいきたいという方にはネイビーより黒の方がおすすめです。
ブライドルレザー?コードバン?
ブランドをガンゾにした時点であの内側のヌメ革がいいと思ってたのでブライドルレザー一択でした。コードバンの財布はまた雰囲気が違います。
ブライドルはコードバンより若干水気に強いですしそういう意味でもブライドルレザーにしてよかったと思います。
ブライドルレザーとコードバンの違いはまた別途記事にしようかと思います。
決め手
なんやかんや書きましたが、世の中に数ある財布の中からこの財布を選んだ決め手は何かというと、スバリ!
内側のヌメ革のかっこよさ
です!!
ヌメ革とは?
ヌメ革とはなめしただけで染色などの表面加工をしていない革の事です。表面加工されている革より革の「味」が出やすいのが特徴です。エイジングによってきれいなアメ色になります。
このヌメ革のシボ感(シワみたいなの)に惚れました。当時色んな財布を見ましたが同じような見た目のものはほとんどありませんでした。
どうせならエイジングを楽しみたいと思っていて、これは使い込めば込むほど味が出てくるのが容易に想像出来ました。
次の決め手といえば品質の評判ですね。
伊勢丹のメンズ館の革小物売り場の店員さんも同じ価格帯のブランドと比べると品質は抜き出ている、と言っていました。やっぱりいい値段出して買うので長く使えるものを買いたいですよね。「国内最高峰の品質」の評判は購入の後押しになりました。
GANZO(ガンゾ)シンブライドル レザー長財布のエイジング経過
購入直後
こちらが購入直後です。
きれい~~~
内も外も本当にきれいですね。
高校からずっと柄にもなくプラダの財布使ってましたw そしてボロボロw
一年後
こちらが一年後です。(撮っててよかった)
一年も経てばだいぶ変わりますね。若干色が濃くなってますし、革が柔らかくなってるのが写真から伝わります。ファスナーの金具のところや革の縁のところが変色しています。
味が出てきてますね。
買ったばっかの小銭入れと。もうGANZOにハマっちゃってますねw
残念ながら外側の写真は撮ってませんでした。
現在(五年後)
そしてこちらが現在の様子です(約5年後)
だいぶ色が濃くなりました!!
新品の時と比べると全然違いますね!部分によって色の濃さに違いが出ていて、独特の風合いが醸し出されています。
やはりファスナーの金属が触れる部分と革の縁の部分が特に濃くなっています。いつもカードがあるところはさすがに薄いですね。
外側は傷が少しあります。最近磨いてないので微妙ですが、磨くと艶が出てすごく綺麗になります。
GANZOロゴのところも色が濃くなってます。
少し残念だったのが上の画像を見たらわかる通り、財布の真ん中の縫い目の部分がほつれちゃったんですよね。結構初期にこうなっちゃいました。
たぶん表の方の使い方が荒かったので表の方から切れちゃって、内側がほつれちゃったんだと思います。もっと丁寧に使うべきでした。
小銭入れ部分はあんまり使ってなかった事もありきれいですね。
部屋の明かりが少し暖色系だったので明るい時にも撮ってみました。こうして見ると明るい感じもしますが、変わらずエイジングは感じ取れます。
革自体は全然ボロくなってなくて、まだまだ使えそうな感じです。
エイジングがとてもいい感じです!
よかったところ・悪かったところ
よかったところ
- やっぱりエイジングは楽しい。愛着がすごい。
- 革もまだまだ使えそう。
毎日使うものだから愛着を持っていたいですよね。GANZOの財布は使えば使うほど愛着が増していきます。時々じっくり見ては惚れ惚れします。笑
あと、未だに革のいい匂いがするんですよね〜
悪かったところ
んー特にないですが、あげるとしたら
- 表面の糸がすぐにほつれてしまった事(ある程度使い方の問題)
- サイズが少し大きい
ですかね。
糸は上述の通りです。
サイズは高さが少しあるなって感じですね。(高さって言ってるのは短辺の事です。)
僕は手が小さいのでwもう少し手に収まりやすい方がいいかなってのはあります。もう少しスリムな長財布は他のブランドであります。ただそれはもう購入前からわかっていたことなので特に後悔はありません。
トータルして見ると本当に買ってよかったです。
エイジングを楽しみたい人には超おすすめ!
まとめます。GANZOのこの財布を買って本当によかったと思ってます。まだまだこの先お世話になると思います。
特に
エイジングを楽しみたい!!!
とう人には超おすすめです。絶対楽しめます。
歳を重ねると「いい財布が欲しい」と思うことがありますが、GANZOはまさに「大人がもつべき素晴らしい財布」だと思います。
ぜひ、購入を検討してみてください。
少しでも役に立てればよかったです。
ありがとうございました。